2022年12月号美容健康:発酵あんこの作り方

材料はたったの3つ: 小豆、米麹、お水。 

砂糖を一切使わずに、
麹の力で小豆を発酵させて作る「発酵あんこ」。 

小豆を発酵させるので、
麹の酵素、乳酸菌、アミノ酸がたっぷりで、
米麹からの酵素が澱粉を糖に変えて甘さが出るのです。
発酵あんこ.png
材料

小豆    200g
米麹    200g
お水
お塩(お好みで)

作り方

1) 小豆をお水でやさしく洗ったあと、
たっぷりの水を鍋に入れて小豆を加え、中火で煮ます。
小豆は水を吸うと数倍に膨れますので、
大きめの鍋で煮てください。

2)沸騰したら5分煮て、煮汁を捨てます。
これを渋切りといいます。

3)渋切りをした小豆と水を入れて煮ます。
ここでの水の量は豆の4〜5倍ほど。

4)鍋を中火にかけて沸いたらアクをとり、
煮ている最中は小豆が湯から出ないように、
時々さし水をして下さい。

5)40〜50分にて一度豆の具合を確かめます。
お好みにもよりますが、
指で豆を潰して軽い力で潰れる状態が良いに具合です。


6)ボウルにザルをのせて小豆をあげます。
この際の茹で汁はとっておいてください。

7)小豆を炊飯器の内釜に入れて、
摂氏60度まで冷まします。

8)小豆が摂氏60度になったら
米麹をいれてしっかり混ぜます。

9)全体が混ぜあがったら、小豆の茹で汁を少しずつ加え、
しっとりとするまで混ぜていきます。
茹で汁の分量は 1/2カップが目安ですが、
小豆の状態などによるので、
状態を見ながら加減します。
あまり水が少な過ぎると
発酵しにくくなるので注意して下さい。

10)炊飯器の蓋は開けた状態で、
内釜を覆うように濡れ布巾をかけて、
炊飯器の保温モードのスイッチを入れます。
2〜3時間おきに全体を混ぜて、
55〜60度を保ちながら8〜10時間発酵させます。

11)塩を加えて混ぜて完成です!

ご投稿:土井まりえ特派員

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