2021年3月号 特集: アメリカ→日本への送金方法

アメリカから日本への送金、願うのは安全で手数料が少なく、
レートが良く、早く送れること。
その全ての条件を満たすのは難しいかもしれませんが、
それぞれのケースによって選択は幾つかありますので
主な送金方法をまとめてみました。
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銀行から銀行へ (Wire Transfer)
安全性を考えると、一番信頼できると思います。
送金額が多い場合は、何かあった時の事を考えると、銀行が一番安心ですし、
為替レートも他の送金方法と比べて悪くありません。
送金後大体1週間以内で送り先に入金されます。
手数料は銀行によりますが、送金額の多少にかかわらず45~50ドル。
更に日本側の銀行の手数料がかかる場合があります。
送る方法もドル建て、円建てとありますが、
銀行の方のお話ではドル建ての方が、
実際に相手方に届く金額(円で届きます)は多少有利なようです。
この点は、実際に送金の際に、再度ご確認ください。

送金時に必要な情報としては:

送金相手の銀行の名前、住所、電話番号、銀行口座番号、
国際送金用金融機関識別コード
(相手銀行のSWIFT CODEもしくはBICコード番号)、
送金相手の名前、住所、電話番号などなど。
銀行を使っての日本への送金目的は色々でしょうが、
ギフトの場合、アメリカでは$10,000まで、贈与税がかかりません。
日本では銀行にまとまった金額が入金されると、
銀行から問合わせが行くようですが、
日本円で110万円までは贈与税は無料です。
あと、Wire Transferは、
アメリカの銀行から日本の銀行への直接送金となりますが、
送金先が郵貯銀行と、農協の場合は、直接送金できず、
第三の銀行が仲介銀行として入ります。
郵貯銀行の場合の詳細は、以下のサイトをご覧ください。
未確認ですが、
アメリカの年金やソーシャルセキュリティの
日本の銀行への直接振込は行っていないと聞きます。
受取り方法詳細は、日本の米国大使館に直接お問合わせ下さい。

在日アメリカ大使館連絡先: 03-3224-5000


(“Federal Benefits Unit, Please.” とお伝え下さい。)

PayPalを使って日本へ送金する方法

まずPayPalにサインアップします。
そして、ご自身の銀行口座を登録します。
これで送金&受け取りができるようになります。
少し、ややこしいのですが、
手数料はPayPal口座または登録済み銀行からの
引き落としの場合は金額の5%が基本です。
しかし最低額が0.99セントで、最高額が4.99ドルになります。
つまり1ドルの送金でも手数料は0.99セントかかります。
金額が大きくても4.99ドル以上にはなりません。
クレジットカードを使うと 5.00% + 2.90% + fixed feeがかかります。
ちなみに、アメリカ国内のPayPalアカウント同士の個人送金は無料で出来ます。
クレジットカード決済の場合は、国内でも手数料がかかります。

TransferWiseを使って日本へ送金する方法
https://transferwise.com/us

TransferWiseは、世界中で800万人の利用者がいる送金システムです。
ロイターから取得する本来の為替レートを使用するため手数料がなく安く送金でき、
米国ではWells Fargo米国アカウントで資金保管されているとのこと。
  • 登録をよりスムーズに行うために、身分証明書を自前に用意しておく(スマフォで写真をパチリ)
  • アカウントを作成、送金額+お客様情報を入力する
  • 受取人の口座情報を入力する
  • 身分証の写真をアップロードし、本人確認・住所確認が終わるのを待つ(1~4営業日。わたしは1日でした)
  • 本人確認後、TransferWiseから振込先の案内が届く -> 入金!
    (1~3営業日。わたしは1日でした)
送金される金額と通貨を指定して下さい
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ちなみに ↑ のスクリーンショットは2月15日の為替レート。
こればかりはしょうがないのですが、私が先月、日本に$5000送金した際のレートが103.96円とやや低かったため、約8000の差異が悔しいところ。笑
担当: ハインズのり子、シーハン三樹、キルゴ亜矢
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