2018年6月号 キーライム通信の思い出(その3)

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キーライム通信20周年特集

十年一昔と言いますが、
なんと今年でキーライム通信は20周年を迎えました。

相変わらず毎月、原稿の締切日に追われていますが、
たまに、ご購読者の方からの応援のお便りが届くと
編集スタッフ6人みんなで喜び合ったりして今でも楽しくやっております。 

20年の間には色々とありました。 

キーライム通信を通して多くの方々とお会いする機会もありましたし、
お引越しされた方々もいて寂しくなったりする事もありました。 

振り返ってみると、
ほのぼのとした微笑ましい思い出があれもこれもと頭に浮かびます。

昔のキーライム通信の紙面は、
オレンジ色の紙に白黒印刷だったのですが、
コニカミノルタさんのご支援で、
キーライム通信が初めて綺麗なカラー紙面になった時は、
写真も鮮やかになり
1ページずつめくりながら、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今でも編集部で一番働いて下さってるのは、のりこさんです。 
毎月ボランティアでカラー印刷なさって下さってる
心優しいシュナイダー
さんプリント発注なさって、
その後、定期購読者の方々へ発送して下さってます。 

タンパの日本食料品「寿」に毎月、配布して下さるのものりこさんで、
全ての原稿を綺麗にレイアウトして下さるのはカコ
ちゃんです。 

こんな風にキーライム通信が皆様のお手元に届くまでの家庭で、
愛情たっぷりの手作りの口コミ誌になります。

20年前とは違い、今はネットやSNを使って
日本人同士のコミニケーションも簡単にできるようになりました。 
そんな中、今後もキーライム通信が一味違うコミニケーション
ツールになれば幸いです。 

そして、皆さんのお役に立つ情報が少しでも提供できたら嬉しく思います。  


シーハン三樹 記


* * *


20年間何かを続けるのは、それなりに大変だと思うわけです。
わたしは10年目ぐらいから入った新参者なので(笑)
いまだに客観視してしまうことが多く
「キーライムの人たちってすごい」って思ってしまうわけです。

日本から引っ越してきた10年前、
キーライム通信の紙面をKOTOBUKIさんで見つけたことを、
今でも鮮明に覚えています。 

ネットでアジア食材のお店や日本人コミュニティの情報を探しても
あまり出てこなかったので、
キーライムをネットで見られたらなあと思ったのは必然。

そしてこのキーライムニュースレターは、
編集部員とその家族だけでなく、
周りにいるたくさんの素敵な人たちで成り立っています。

わたしは他の州に住んだことがないのですが、
こんなに温かく優しい仲間を見つけられるタンパベイエリアの在米日本人たちは、
なんてラッキーなのでしょう!! 

キーライムのリーダーとして
大きな愛ですべてをきっちりまとめてくれる
A.K.Aタンパのマザーテレサ
こと才女のりこさん

キレキレの実行力と底知れぬ包容力
そして人情愛の深さでは決して右に出る者はいないであろうかこさん

多岐に渡る情報収集力に人一倍長けていておしゃれでかっこいいのに、
笑いを取るのもしっかり忘れない三樹さん、

なんでもさらっと出来てしまう知性と器用さを品と色気で盛りながらも、
やはり笑いの神が舞い降りるゆきこ
さん

何でも話せる気さくさも大学で生徒に翻弄される姿も愛らしく、
育ちの良さがいろんなところからにじみ出てしまうすみ
さん

そして、いつもたいしたことをしていないのに、
編集部員として受け入れてもらっているわたし(笑) 

これからも、ずっと、個性と愛のある情報誌として、
どこかの誰かの役に立てるような記事を書いていけたらと思うわけです。

読んでくださっている皆様、ありがとうございます


キルゴ亜矢 記


* * *


最初に、創刊時よりキーライム通信を支えて下さった購読者の皆様、
コニカミノルタ社の皆様、日本食品店寿のチャング
さん
そして編集部(家族を含めて)の仲間に有難う!と伝えたいと思います。

何一つ欠けても、此処までは来れませんでした。

瞬く間に過ぎた感じがする20年なのですが、
そうではなかった証拠に、
キーライムを通じて出会った皆様や編集部の子供達の
背は私共を遥かに超え、
進学、成人、就職、結婚という話題も聞かれる昨今です。

又、私事ですが、この10年の間には、夫婦共に定年を迎え、
義父母や母の旅立ちを見送るといった人生の大きな別れ、
甥達の結婚などで新しい家族を迎えるという喜びもありました。

考えてみれば、タンパでの生活が
今まで過ごしたどの地よりも長くなっています。
そして、この地での20余年に渡る生活が、
キーライム通信が生み出してくれた出会いのおかげで
とにかく楽しく、笑顔で過ごす時間で満たされた
のは
本当に感謝してもしきれません。

なんとラッキーな事かと思います。

そして、こうしたラッキーな和&輪が
今後も広がっていくことが、私共編集部の願いでもあります。

これからも出来る限り、
日本とアメリカの両方に家族を持つ私達の日々の暮らしが
少しでも楽しく、恙なく進むように、
皆様のお知恵を拝借しながら、
戦友でもあり家族でもある編集部の仲間達と共に、
キーライム通信を発行し続けていけたらと思います。

今後とも宜しくお願い申し上げます。  


ハインズのり子 記

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