日本に比べ、野性の鳥や動物に遭遇するチャンスが多いアメリカです。きつつき、ブルージェイ、カージナル、ペリカン、白鷺、青鷺、といった美しい鳥達や、リス、ラクーン、オポッサム、ヘビ、アルマジロ(Armadillos)、などの小動物をよくタンパでも見かけますね。時々道路のサインにも見られるように、鹿も場所によってはでてきますし、夜、運転中に鹿とぶつかった友人もいます。コヨーテ警報も先日テレビでみましたし、フロリダならではのワニなど、まだまだ多くの野生の動物を見かける可能性も高いことでしょう。でも、それだけに十分な注意が必要です。中でもこうした野生動物との遭遇で、一番気をつけなければいけないのは、狂犬病を初めとする数々の病気でしょう。アルマジロが運ぶ病気については、全く知らなかったのですが、理恵へニングさんのお嬢さん、アリソン・へニングさん(サラソタのTV局にお勤めです。)が、下記のサイトでアルマジロからうつる病気の恐ろしさをレポートなさっています。アルマジロは人間以外の自然動物で唯一ハンセン病に感染、発症する動物であるため、ハンセン病の研究に用いられてきたそうです。確率的には少ないものの、今年になってフロリダ州で9件のケースが報告されています。お子さん達にもアルマジロに近づかないよう、道路で横たわったアルマジロなど、決して触らないよう、くれぐれもご注意ください。
アリソンさんのテレビ動画:
http://www.snntv.com/2015/07/22/armadillos-chief-suspect-in-carrying-leprosy/
その他のアルマジロとハンセン病関係のサイト
http://www.huffingtonpost.com/entry/armadillos-and-leprosy_55b0edbce4b08f57d5d3bb56
http://www.cnn.com/2015/07/21/health/florida-leprosy-cases-armadillos-irpt/