被災地からのお便り(その5)

XX 様
お子様の、海水浴写真を拓人君に見せましたら、「あ、海いいなぁ」と、言っていました。今年は、海水浴できるのでしょうかネ。?

さて、先日いただいたリンクリストですが、参考になりました。 いろいろなサイトがありますね。

ただ、支援物資の援助関連で、 どのサイトが信用できるサイトなのか?不安を感じるのも事実です。 ストレス関連は、参考になりました。

ホームページもよいのですが、やはり人と直接に話すのが一番良いと思います。腰痛の対応方法なども参考になりました。

 

埼玉県立誠和福祉高校から送られた激励樹と、その一部

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新潟県新発田市立天王小学校から送られてきた激励メッセージ

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仮設住宅の広さについて:
2~3人用で2DK。 洋室4 畳半、6 畳が各1 部屋で、総面積は9坪相当となっています。 仮設住宅は、寒冷地仕様のプレハブ式で、設備はトイレ(洋式・水洗)・風呂・給湯器・ガスコンロ(2口)がつきます。

エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、電子レンジ、ふとん、ナベ、フライパンなども付いてきます。

今度、両親が入居いたしましたら、写真を撮ってメールいたします。

パソコンのデーター ・・・ ダメそうです。 専門業者に依頼しないと無理なようです。

英文をそちらの新聞社などへ送りたいとの件ですが、どうぞお使いください。 写真など必要でしたら、今まで撮影した写真をお送りいたしましょうか? 写真展などでもご利用されると、言葉より良く伝わると思います。 ただ、回線スピードが遅いので、写真電送には時間がかかると思いますが。

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今回は、5月8日以降の写真を、お送りいたします。
(画像の画質を下げました。)

5月17日
陸前高田市立広田小学校避難所内
村上善彦

 

←8月15日の昼食

 

 

 

 

 

 

 

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XX 様

おひさしぶりです。 今日は、仮設住宅に様子をお知らせいたします。 実際の写真を添付しました。 5月21日にうちの親が入居いたしました。(2DKサイズ) その時の写真です。

写真下: 5月21日に、うちの両親が仮設住宅に入る様子です。玄関は無く、各家庭では靴置き場に苦労しています。 ひさしも短かいので、雨の日は、靴をうちの中に置かないと濡れます。

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写真左: 日本赤十字社からの支援物資の洗濯機と冷蔵庫です。

写真左下: 流し、ガスコンロ、換気扇二人分の食器、それから、日本赤十字社からの支援物資の炊飯器、電子レンジ、電気ポットです。

 

 

 

 

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写真右: 二部屋あるうちの一部屋で、6畳の部屋です。 日本赤十字からの支援物資のテレビがあり、各部屋にはカーテンが付いています。
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写真下: 二部屋あるうちのもう一つの部屋で収納スペースがあります。 各部屋の入口は、ドアが無くアコーデオンドアになっています。

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写真下: 収納スペースです。 奥行きが50cmくらい? 広さは一畳ぐらいですかね?
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写真で判断して下さい。 あとは布団セットが二組、タオルケット二枚、毛布二枚、シーツ、物干し竿等、色々と用意されていました。収納スペースはカーテンで仕切るようになっています。

その後、両親が必要とするものを、隣の大船渡市のショップまで買い物に行きました。 食事するテーブルが無かったので、電気こたつ(カジュアル用の小さいタイプ)、衣類の収納ケース、(透明なプラスチックボックス)、電子レンジ、炊飯機等を置く台、アイロン、アイロン台、を買ってきました。 他の入居者も同様な物を購入しています。スペースが狭いので、買い物もよく考えながら購入しています。 (折り畳み方式や、車が付いた移動式など・・・)

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ユニット浴槽と洗面所          水洗トイレ(トイレと浴槽は別)

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ダンボール二箱に入って用意されていた生活雑貨の数々

 

 

食料は、6月10日まで、ある程度配給があるそうです、でも、各家庭では、やはり隣の町まで買い物に行くようです。

市の説明では、義援金などが支給され、移動販売所、仮設の販売所などが整備されたので、打ち切るとの事でした。

ただ、私たちのような大家族(二世帯で生活している場合)は、住民登録を一世帯にまとめて登録しておくと、人数に関係なく、一律同じ支給額になってしまうのが少し残念ですね。

(財) 台湾佛教慈濟基金会では、住宅が全壊・大規模半壊・半壊の家族に対し世帯人数に応じて一世帯当たり3~7万円を支給してくれます。

国からも、(財)台湾佛教慈濟基金会のように、世帯の人数に応じて支給していただくと、ありがたいのですがねー。

5月30日 陸前高田市立広田小学校 避難所内
村上善彦

 

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