Housewife と Homemaker
先学期、日本語のクラスで職業に関する言葉を学び、
自分の家族の紹介をしてみようという
プロジェクトをさせた時のこと。
教科書ではhousewife=しゅふ だったのだけれど、
これをそのまま父親に当てはめる生徒が何人かいました。
どうやら日本語で言う「主夫」のようです。
アメリカでは時々見かけますが、
そのクラスにも数人いたようです。
最近の教科書は
「主婦」の英単語はHousewifeではなく
Homemakerになっているのもありますが、
まだまだHousewifeとwifeを使った単語も健在ではあります。

生徒が言いたかったのは
英語で言うと“My father is a stay-home-dad.”
もしくは “My father is a homemaker.”と言うことなのだろうけれど、
教科書にはHousewife = しゅふ とあったので、
「父はしゅふです。」となってしまうのです。
この「しゅふ」、漢字だと主夫なのですが、
私の古い頭の中ではどうしても
「しゅふ」は「主婦」であって、
なんだか妙な感じになったものです。
近年徐々にHousewifeという単語に取って替わっている
Homemaker。Homemaker とは、
通常、家庭や家族の世話をし、家庭を管理する人であり、
外部で雇用されている人ではない認識が強い。
この役割は、料理、清掃、子育て、予算管理などの業務を含み、
日本語では主婦、専業主夫、または専業主婦と訳されます。
漢字で見ると主夫、
うん、なるほど、となるのですが、
ひらがなで「しゅふ」と書いてしまうと
どうしても「主婦」の方が頭に浮かんでしまい、
日本語を教える立場では
主婦と主夫がひらがなにしてしまうと同じ
というのがしっくりこないと感じてしまいます。

漢字を知らない生徒にとっては
しゅふはHomemakerであって、
Housewifeとは限らないわけで。
まあ、主夫という言葉も近年造られたもので、
女性の高学歴化と就業拡大で、
妻が外で働き、夫が家事を担うケースが
徐々に現れた頃から使われるようになった言葉なので、
英語のHomemakerと同じような理屈だと思いますが、
日本語を学ぶ生徒が相手だと
どうしてもHomemakerイコール「主婦」は終わったのになぁ、
と考えてしまいました。
ちなみに、そのプロジェクトで
「おじいさんはコンマンです。」と書いた生徒がいて、
私は「??」でした。
事実を書かなくても
脚色しても構わないということだったのですが
「コンマン」って?なぜその部分だけ英語?
日本語のプロジェクトなので、
日本語だと「おじいさんは詐欺師です」になるはずなのですが、
そこのところはツッコミを入れずに読み飛ばすことにしました。笑
ページ担当:ハム寿美すみ
