特集:マスクあれこれ
2020年 9月 01日カテゴリー : 今月の特集記事
マスクが、パブリックスのような一般的なスーパーで買える世の中になりました。本来なら喜ばしい事ではありませんが、コロナ下の今、手軽にマスクが手に入るのは有難いと感じてしまいます。少なくても半年前は考えられなかったマスクの市民権確立。。でも、出来るなら、数年したら、マスク?それ何?という風になって欲しいものです。マスクが、パブリックスのような一般的なスーパーで買える世の中になりました。本来なら喜ばしい事ではありませんが、コロナ下の今、手軽にマスクが手に入るのは有難いと感じてしまいます。少なくても半年前は考えられなかったマスクの市民権確立。。でも、出来るなら、数年したら、マスク?それ何?という風になって欲しいものです。今月はこうしたマスクについて少し調べてみました。今月はこうしたマスクについて少し調べてみました。
マスクの種類
1. 「医療用マスク」医療用マスクは、感染防止用として外科手術の際に使われたりしている物で、〝外科の手術の〟という意味から「サージカルマスク」と呼ばれています。
2. 「産業用マスク」産業用マスクは、主に工場などで粉じん対策として使用されるものです。
3. 「家庭用マスク」薬局やスーパーマーケットなどで多く販売されている物が家庭用マスクです。家庭用マスクには、ガーゼタイプと不織布タイプがあり、不織布とは、「織っていない布」の事で、繊維や糸を絡み合わせた薄いシート状の布を使ったマスクです。その薄いシートを複数枚重ね合わせて厚みやすき間を調整し、通気性を保ちつつ外からの粒子を捕集できるような構造になっている。
別枠ではありませんが、医療機関で品不足で有名になったN95マスクについて、ウイキペディアでは以下のように説明されています。
N95マスク(Particulate Respirator Type N95)とは、アメリカ合衆国労働安全衛生研究所( NIOSH)のN95規格をクリアし、認可された微粒子用マスクのこと。N95 規格は、NIOSHが定めた9種類の基準の中で最も低いもので、「N」は耐油性が無いことを表し(Not resistant to oil)、「95」は試験粒子を 95% 以上捕集できる事を表している。N95とはフィルター自体の性能を示すもので、装着後のマスクと顔との密着性は保証していない。市販されているN95マスクの多くは密着性を高めるためカップ型となっている。使用にあたっては、正しい装着を実施する必要があり、フィットテストも必要で、息の漏れが無いかを確認するシールチェックは、マスク着用の度に行う。元々は製造・建設現場など粉塵の多い場所で使用するマスクとしてであるが、結核・SARSなどの感染症防止に効果を上げたことから、医療業界でも利用されるようになった。またPM2.5やそれら有害物質を含むヘイズにも有効である。
手術用のサージカルマスクなどとは区別し、レスピレータ(respirator)、呼吸用保護具、防じんマスク、などとも呼ばれる。尚、サージカルマスクは装着者の側から発する飛沫の拡散を防ぐ為に用い、レスピレータは装着者を空気中の微粒子(有害物質やウイルスなど)から防ぐ為に用いるという解釈は誤りで、サージカルマスクの基準は日本国内では厳密に規定されてはいないが、米国のASTMが規定するASTM-F2100-11という規格において、PFE:Particle Filtration EfficiencyとBFE:Bacterial Filtration Efficiencyが設定され、前者は装着者を守るための指標、後者は患者に細菌を飛沫させない為の指標が存在し、規格の違いはあれど濾過機能においては、医療用サージカルマスクとN95規格のマスクとの差異は大きくはない。
マスクの正しいつけ方と、チェックポイント
1) マスクの上下と表裏を確認
2) ノーズワイヤーを鼻の形に合わせる
3) ノーズワイヤーを押さえて、顔にフィットさせながら耳掛けゴムを耳にかける。
4) 顔の大きさに合わせてプリーツを上下に広げる
*マスクの効果を最大限に発揮させるポイントは装着方法にあります。マスクはただ口と鼻を覆えば良いのではなく、顔にぴったりとすき間なく装着しないと効果を発揮しません。マスクをつけるときは、「鼻」「ほほ」「あご」にすき間ができないように、しっかりフィットさせることがポイントです。
市販マスクの種類(大雑把に分けて)
1. 段々折り:折っている部分が全て「下」をむく面が外側になるように着ける。下を向く面が表です。
2. Ω折り:折っている部分の一番高さが出る部分が外側です。内側に高さが出る部分があると、口にマスクが触れてしまいます。
*一般的にゴムは外側についています。
マスクの外し方
使用後のマスクには、ウイするなどが付着している可能性があり、マスクを外す場合はゴム紐部分を持って外すようにします。
マスクが、パブリックスのような一般的なスーパーで買える世の中になりました。本来なら喜ばしい事ではありませんが、コロナ下の今、手軽にマスクが手に入るのは有難いと感じてしまいます。少なくても半年前は考えられなかったマスクの市民権確立。。でも、出来るなら、数年したら、マスク?それ何?という風になって欲しいものです。今月はこうしたマスクについて少し調べてみました。
マスクをしているうえでの注意
1. 湿気対策:市販の、家庭用マスクの多くは不織布が3層以上で、静電気によって捕集効果を高める加工をしたフィルターも挟んでる構造で細かいちりや花粉をキャッチできます。その分、湿気がこもりがちになります。薄手のガーゼなどをマスクと口の間に挟むと、楽になります
2. マスクを触らない&鼻を出さない:マスクには、自分の飛沫(ひまつ)を外に出さない役割と、外からの飛沫などが鼻や口に入るのを防ぐ役割があります。鼻を出していると、マスクの意味がありません。 鼻や口を触らなくなるのもマスクの利点です。手すりやドアノブなどに付いたウイルスが、知らずに手に付いていることがあります。しょっちゅうマスクの表面を触るのは止めましょう。
3. 熱中症対策:手作りや市販の、薄手の布マスクなど、通気性がよくて涼しく着けられるマスクは、その分、物質を遮断する効果は期待できなくなります。 マスクの効果を考えた上で、不織布マスクと薄手の布マスクをうまく使い分けましょう。公共交通機関や繁華街など、人が多く、感染リスクが高い場所は市販の不織布のマスク。屋外や、周りに人が少ない場所・時間帯なら薄手の布マスなど。
4. マスクをすると、心拍数や体感温度が上がるという報告もあ、脱水状態に気づきにくくなるので、熱中症対策として、時々はずして、水分補給を心がける。
5. 最近はマスクのサプライは安定していますが、一時は医療機関ですらマスク不足。この為手作りマスクを作られた方々も多いことでしょう。今ではデザイナーブランドのマスクも登場しているようですが、手作りマスクの温かさ、可愛さは格別ですね。タンパでも医療機関に働く方々の為にボランティアでマスク作りをなさっていらっしゃる方々が多かったですが、とても良くできていて流石!と感心しました。さて、こうした布マスクですが、ちょっと疑問に思った布マスクの洗い方を検索してみました。個人的には手洗いし、アイロンをかけて殺菌(のつもり)して使用しています。
布マスクの洗い方
布マスクを清潔に使用するにはお洗濯が肝心! 汚れやニオイを取り除いて繊維を傷めないためには、洗濯機ではなく「手洗い」がベストです。 他の洗濯物や他のマスクから、菌やウイルスが付着するのを防ぐため、1日1回・1枚ずつ、 衣料用液体洗剤と塩素系漂白剤で洗います。 1枚ずつ洗うことで型くずれや、ゴムが伸びるなどの悩みを軽減できる上、他の洗濯物や他のマスクから、菌やウイルスが付着するのを防ぐことができます!
https://news.yahoo.co.jp/articles/d46b54baadaefc0342a10241195c459cc3572ab2
マスクの効果調査
色々な種類のマスクが出回っている現在、どれが効果的なのかDUKE大学の調査結果によれば:
どのマスクが効果的?
1. N95
2. サージカルマスク
3. 綿・ポリエステルのマスク(重ねてあるもの)
しない方が良いマスク
1. バルブ付きマスク(禁止されている所もあります)
2. バンダナ
3. ネックゲイター
参考サイト:
https://abcnews.go.com/GMA/Wellness/scientists-tested-14-types-masks-worked/story?id=72285844
(ハインズのりこ)