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2018年8月号 生きた英語

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メリットとMerit

 

メリットは元々は英語ですが、日本語だと「利点、好都合」の意味で使われますよね。英語の「Merit」は「長所、美点」という意味になります。意味も似てますし、同じように使える場合もあるのですが、違う場合もあります。


例えば、 “Please judge Melissa on her own merits” を訳すと、「 どうぞメリッサを彼女の功績(長所)で判断してください。」ですので、「メリッサを彼女のメリットで判断して下さい。」とは意味が全く違いますよね。

 

日本語でいうところの「メリット」は英語だとAdvantagebenefitで表すのが一般的です。

 

例えば、「これは、みんなのメリットになる」は、「This will merit everyone.」とは言いません。「This will benefit everyone. 」または、「This will be a win-win situation for everyone.」とも言い表せます。

 

英語では、一般的な言い回しがあるので、あえて「Merit」で表現しない事もあるのでしょう。

「それすると何かメリットあるの?」こんな感じで、何か利点があるのという意味だと「What are the benefits of doing that? 」がしっくりきます。でも「What are the merits of doing that? 」もほぼ同じです。

 

「これらが、このサービスのメリットです。」と英語で表すと、「These are the advantages of this service.」ですが、「These are the merits of this service.」でも大丈夫です。

 

雑談ですが、1970年代頃からロングランのシャンプーにメリットってありますよね。昭和からある懐かしいシャンプーです。今は、当時よりも日本語にカタカナ英語、和製英語がかなり増えたと思います。死語になった言葉もあれば、定着した言葉もあります。随分前に、「クーリングオフ」の意味が分からなく、「クリーニングの事?」と恥をかいた事があります。「返品、契約を解約する」という意味だそうです。「やっぱり やめます。」とは言いずらいけど、カタカナにすると、なんとなく緩和するのかもしれませんし、横文字だとかっこよく聞こえるからかもしれないですね。


シーハン三樹