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キーライム20周年を迎えて

キーライム発刊満20周年を迎えて、之までの事を振り返ってみたいと思います。まずは、20074月号の10周年でのご挨拶を紹介させてください。

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"キーライム10周年を迎えて

キーライム通信10周年を記念して、これ迄の歩みと、スタッフのタンパデビューを皆様と共有させて頂きたいと思います。外国での始めての生活は、どこか"始めてのお使い"に似て、最初の頃はドキドキと不安で、やけにテンションが高く、まがりなりにも期待感があり、とにかく無我夢中で駆け抜けて行ったような気がします。私どもは結局"お使い"から帰らずに永住してしまったわけですが、それぞれが感じ、経験した毎日は、皆様のご経験とどこか重なり合うものがあるかと思います。アメリカ生活が長くなったスタッフは、今はもう「つわもの」と化していますが、最初の頃はお使いに出た幼児そのものだったのです。

20074月号の表紙で由紀子さんが引用しておりますように、キーライム通信は、「とにかく何も無いタンパで個人で持っている情報には限りがあるから、日本語で情報交換を活性化できる手段があると良いね。」と語り合ううちに、それでは自分達でやってみようと実現したものなのです。三樹さんの発案で、キーライム通信と名前も決まり、「黄色はラッキーカラーよ!」ということで、色も決まりました。19984月発刊号は確か20部印刷。自分達でイラストを描いたり、切り抜いて貼ったり、まさに手作りアートそのもの。翌年には寿美さん、かこさんが加わり、かこさんのおかげでレイアウトはプロ並みになりました。

 

全てがボランティアで、素人の私共ですから、情報の深さにも限度があり、歯がゆい思いも随分あります。レシピ、お店情報、英語、コンピューター、美容健康の他に、アメリカで生活する上で知っておかなければならない事(クレジットカード・ヒストリーの大切さ、日米年金制度、市民権、日米間の送金、銀行利用法)を特集記事として、広範囲に渡り、概略ではありますが、レポートしてきました。今では210部印刷し、購読者はタンパだけでなく、アメリカ各州、日本、イギリスにも及んでいます。10年の間には色々な方面から様々な協力要請、依頼、問い合わせがありましたが、個人の力ではなかなか対応できず、タンパにおける日本人の組織作りの必要性も感じております。これが今後の私共の課題となるでしょう。

 

ジョーンズ由紀子さん、シーハン三樹さん、フィカラかこさん、ハム寿美さん、ハインズのり子の5人で10年にわたり、お互いに元気で、仲良く、楽しく、ここ迄一緒に歩いて来れましたことを、何より嬉しく誇りに思います。そしてキーライムを応援し、育ててくださった購読者の皆様、本当に有難うございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。“

 

このご挨拶から11年後の今、読み直してみて、懐かしく感じると共に、まだ亜矢ちゃんが参加していなかったことに皆で驚き(ずうっと一緒だった感じがしていたので)それはまたウエブ上でのキーライム通信が生まれていなかったことなのだと実感しました。キーライムの発信方法も大きく変わり、亜矢ちゃんのおかげで、キーライムのブログ化が実現し(2008年1http://tampa.blog98.fc2.com/blog-date-200712.html)そして2010年よりホームページが開設できたのです。(http://keylimenewsletters.com/)印刷版も黄色の用紙に黒字のこれまでの物から、200810月号よりコニカミノルタ社様のご好意で、無料で多色刷りとなりました!毎月、迅速に正確に美しく印刷して頂け、スタッフ一同、感謝の意を表す適切な言葉も見つからない程有難く思っております。

この20年を振り返ってみますと、2001911日のテロ、そして2011311日の東日本大震災ほどショックなことはありませんでした。どちらも私共の生活を変え、世の中が変わりました。これらは、どなたにとっても忘れられない悲しい出来事に違いありません。7年前の大震災・津波・原発災害の後は、我々スタッフと、応援の皆さん一体となって懸命に、アメリカに居てもできる日本の被災者の方々への支援を続けてきました。私共の原点は、母国を離れて暮らす我々がお互いに助け合って楽しい生活になるよう、日本語での情報の活性化が目標でした。が、こうしたキーライムで生まれた繋がりが、自分達のみならず、地域に、母国に何らかの形でお返しできることにつながるとしたら、こんな素晴らしいことはありません!そして、キーライムに寄せてくださる皆さんの信頼・応援を大切に、今後もできる限り支援活動を続けていく所存です。

誌面に関しましては、レシピやお店紹介、英語、美容・健康情報の他、日常生活の知恵、刻々進歩するテクノロジー、里帰り時の情報、アメリカでの老後・もしもの時に知っておきたいことなど、考えうるトピックの特集を組んでおりますが、我々スタッフ全員、発刊時より20年と年を重ね、頭をたたいても新鮮なアイディアがでてこないことが屡です(汗)今後のことを考えますと、若い皆さんのご協力がなんとしても必要で、こんなトピックがあるなど、いつでも編集部にお知らせください。フレッシュな特派員の登場をお待ちしております。最近タンパエリアにお住まいになる日本人の数は増えているようですね。毎月キーライムランチョンを開催していますので、日本語で楽しく語らい、それぞれの皆さんがお友達の輪を広げるお手伝いができれば嬉しく思います。

毎月追われながらも、6名の編集部(亜矢ちゃん、かこさん、すみさん、三樹さん、由紀子さん、のり子、)そして長期に渡り揺ぎ無きサポートで応援してくれる家族の皆が、お互いに元気でここまで歩んでこれたことを、幸せに、また心から誇りに思います。キーライム通信を、これまで支えてくださった購読者、読者の皆さん、本当に有難うございました。今後ともどうか宜しくお願い申し上げます。(ハインズのり子)