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美容と健康

ここアメリカでも、お寿司を食べに行くと、必ずと言っていいほど白い「つま」が添えられていますね。「つま」とは、美しく千切りされた大根のことで(ま、アメリカでは、日本の職人さんがやるような糸のような千切りはほとんど見たことががありませんが・・・)、刺身を見栄えよく色鮮やかに演出する名脇役なのですが、このつまは食べるべきなのか、残すものなのか、考えたことがありますか? 私は出されたものは全て食べる(汗)ので、つまもわさび醤油でいただくのですが、面白い記事を目にしたので、ちょっとご紹介します。

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刺身の下に敷かれていたり、後ろに形良くあしらわれている大根のつまは、単なる“お飾り”だけではないようです。刺身を美味しそうにひき立てる役割もありますが、刺身から出る水分を吸い取って鮮度を保つ防腐作用があります。また、大根が持つ辛味成分や酵素は、抗菌効果や消化を助ける働きを持ちます。つまり、つまが添えられている刺身は鮮度が保たれているのはもちろん、一緒に食べることで食中毒や消化不良を防ぐことができます。つまはむしろ食べた方がよいものなんですね。そもそも、「妻」が語源という説もあるようで、内助の功で刺身を支える存在なのです。

ちなみに、日本のスーパーで買うお刺身についている添え物は、すべて食用なんだそうです。(プラスチックの葉っぱは別ですよ~)しその葉や海藻はわかりますが、小さい菊の花もありますよね。しその葉や海藻同様、小菊なども食用です。ほかに、しその穂の部分である『穂しそ』や、タデ科植物の『紅たで』なども刺身に添えられますが、すべて食用で食中毒や刺身の腐食を防ぐ作用などを持つため、食べた方が好ましいです。ちなみにわさびは大根同様のアブラナ科植物で、つま同様の働きに加え防虫作用を持ちます。

赤身や白身の多い刺身を盛りつけたとき、鮮やかな緑のしその葉や黄色い小菊、紅色の紅たでなどを添えると、彩り豊かになり食欲もそそられるのですが、それら添え物は飾りだけの役割ではなく、生ものを安全に美味しく食べるための優れた働きを持つのです。特に、アメリカで口にするお刺身やお寿司は、場合によっては日本で普通に食べるものよりも鮮度が少し落ちるかもしれません、念のため、わさびをたっぷり入れて、つまもしっかりいただいた方がよさそうです。日本の食べ物って、いろいろ考えてられますよね。

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