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5月号 すでに初夏の気候のタンパベイエリア

タンパベイエリアの5月は、すでに初夏の訪れと言ったところではありますが、これからやってくる猛暑を考えれば、外でウロウロするのもビーチに行くのも今がベスト!とばかりにこの気候をエンジョイしなきゃと思ってしまいます。


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日本やアメリカでは5月の第2日曜日に祝う「母の日」のために、お花屋さんやジュエリーストアが白熱した宣伝を繰り広げる時期ではないでしょうか。ほとんどの人が「母の日は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日」と認識されているのではないでしょうか。

調べてびっくり、そもそも母の日というのは、反戦ムーブメントの流れなのだそうです。初期の母の日の動きは、平和活動家グループの間でのみ普及しており、米国南北戦争後、女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウなどの仲間たちが、夫や子どもを戦場に送るのを拒否しようと立ち上がり、その後、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させたアン・ジャービスの活動にヒントを得たものでした。その後1908年に、アンの娘のアンナ・ジャービスが母を偲び、教会に白いカーネーションを贈ったことで「母の日」が定着し、1914年にウィルソン大統領が正式に「母の日」を記念日として5月に第2日曜日に指定しました。ただしアンナ・ジャービスは、この記念日が商業化していくことを非常に嫌悪し、人生の後半をカレンダーから「母の日」を消去することに費やすというという、なんとも悲しい結末なのです。全米小売業連合会によると、母の日にアメリカ人が使用する平均消費額は170ドル弱となり、総支出は199億ドルに達するとのこと。レストラン協会も、母の日は人々が最も外食をする休日であると報告しています。

カーネーションの色も、実際白は生前の母を偲ぶ際に選ばれ、まだ生きているお母さんには赤やピンクの色を送るのだそうです。この色の認識度がどのぐらい高いのか私にはわかりませんが、ピンピンしている義理の母に知らずに白いカーネーションを贈ってしまったなんて話もありそうですね。まだ日本に住んでいた頃、友人がアメリカ人のボーイフレンドに白や紫や黄色の大輪の菊とカスミソウの仏花をもらい、レストランですごく困っていたのを思い出しました。仏壇やお墓のお供え用のお花だとはわかるはずもないですよね。笑

わたしは娘が学校で作っているであろうカードをもらうのですが、たいがい面白いことが書いてあるので、毎年密かにとても楽しみなのです。

(キルゴ亜矢)