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アメリカ在住者、日系人の為の準備ノートPART5(もしもの時に大切なこと)

引き続きJBLINE(日系ボストニアンサポートライン)製作の「日系シニアの為の準備ノート」、老後の備え方のセミナーよりその内容をまとめてレポートさせて頂きます。今月は住居(老後の生活拠点を何処に?)についてです。一人住まい、夫婦のみ、家族一緒と、それぞれのご家庭によって事情が異なるでしょうが、いざとなった時に、チェックすべき大事なポイントがカバーされています。


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☆住まい(老後の生活拠点をどこに?)

大きくわけて、自宅、シニアホームなどの2通りが考えられますね。

1)支援を受けながら自宅またはアパート

 

老後を考えた家・アパート選び

*安全性(階段、段差が少なく、車椅子やウォーカーの移動が可能、転倒対策など)

*経済的な問題(家賃や管理費が引退後も払い続けられる。)

*シャワー、洗濯が安全にできる

*買い物に便利、或いはデリバリーが利用できる。

*地域にシニアサービス、ディケア、医療施設がある

*通院の為の交通手段が便利である(通院用タクシーサービス・キューポンなどの利用も)

*家族や友人に近い

住み慣れた自宅やコミュニティで快適に生活するために、利用できるサービスの情報を調べておきましょう。

○在宅でできる介護サービス

費用的には安いものではないかもしれませんが、自分で無理して怪我をしたり、寝付いてしまうより、払うべき費用を払って専門家に依頼する方が、結果的には安くすむ場合があります。特に一人暮らしの場合、社会との接点を保ち、引きこもりや痴保を防ぐといわれています。


A)家事支援、家事雑用サービス(呼び方Homemaker, Home Care, Home Care Aid, In-Home Personal care, Homemaker Service, Housekeeping Service)

自立した生活能力を維持する為の非医療サービス。支援内容としては、買い物、献立計画、食事の準備、宅配サービス、洗濯、家の軽い掃除(掃除機かけ、ほこり払い、床掃除、皿洗い、台所と風呂場の掃除、シーツ換えなど。

*ケースによっては、メディケイド、米国介護保険でカバーされます。メディケアは一部の例外を除きカバーしません。

B)身体介助(Personal Care)

日常生活動作を介助する非医療サービス。支援内容としては、入浴介助、尿瓶介助、フットケア、着替、食事介助、歩行介助、ベッドからの起き上がりと、車椅子への移乗介助など。

*ケースによっては、メディケイド、米国介護保険でカバーされます。メディケアは一部の例外を除きカバーしません。

C)在宅医療介助(Home Health Care)

専門医療と、その他のサービス。支援内容としては、看護、作業療法、理学療法、スピーチセラピー、在宅医療介護助手によるサービスなど。注射や点滴など医療サービスも自宅で受けられます。

*ケースによっては、メディケア、メディケイド、米国介護保険でカバーされます

○上記のサービスの費用についての情報

https://www.dibbern.com/home-health-care-costs/cost-for-florida-home-health-care.htm

2012年の情報ですから値上がりしているでしょうね。

 

2)シニアホーム(高齢者用施設)

○シニアホームの種類

A) Independent Living(健康で、自分で生活できるシニアがアパートを賃貸するような形で入居。一部の家事サービスや住居のメンテがついている。施設やレストランの利用も含まれたり、社交や趣味のイベントなども組まれている。)

B) Assisted Living(家事、お金の管理、買い物、移動、会話など基本的な日常生活のうち2つ以上に支障があり、一人暮らしが不安なシニアの為の住居。サポートが必要に応じて組まれている。24時間、看護師や介護者が待機している。定期的にスーパーの買い物や、通院の送迎がある)

C) Memory Unit(認知症、アルツハイマーの為の施設。24時間目が行き届き、夜は施錠して安全を確保)

D) Nursing Home(服薬、医療、生活全般の介護が必要な方の為の施設。入院後に入居の場合は、100日まではメディケアでカバーされる。病気や怪我の後の短期間のリハビリ、長期の介護の両方に対応している。病院よりも介護士の数が多いのが特徴

E) Continuing Care Retirement Communities (CCRC)(上記の施設が一つにまとまった複合、総合施設。元気な時はIndependent Living、その後介護の必要性に応じて、同じ敷地内の施設に移れるところをいう。)

      いずれも高額な所が多く、個人で支払う他、民間の長期介護保険に入っていれば、一部がカバーされるものもありますし、公的援助を利用している人も多くいます。費用、援助についての情報は準備ノート139143ページ(ニューイングランド地方中心の情報)をご参照ください。フロリダ州の情報:https://www.genworth.com/dam/Americas/US/PDFs/Consumer/corporate/cost-of-care/118928FL_040115_gnw.pdf

 

○公的シニアホーム(メディケイドを利用して)について

* 一人で生活することが安全でないと主治医に診断されることが必要

      メディケイドに加入していること。所得制限がある。65歳以上のシニアには資産が考慮される(5年以内に家族に譲った資産なども調査の対象となる)但し、住んでいる自宅は持っていても大丈夫。

      空きのある所が限られており、自分の好みを加味することは難しい。

      実際のホーム探しは病院ソーシャルワーク、シニアセンターなどでサポートを受ける。