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表紙2017年3月号

St.patday.jpg今月17日〈金)は、アイリッシュのお祭りセント・パトリックスディです。私は、アイルランド人を奉ったアイルランドのお祭りだと思っていたのですが、じつわ、セント・パトリックは、元々は、イギリス ウェールズ出身者で、アイルランド人では無いんですね。なんと、16歳でアイルランドの海賊に拉致されてアイルランドに奴隷として売られてしまったという悲しい経歴の持ち主で、6年間、羊飼いとして働き(北アイルランドのアントリム州らしい)その後。

神の声を聞き、そのお告げに従い牧場を脱走しておよそ300キロを歩いて、故郷のウェールズへ戻った後、ヨーロッパ大陸へ渡り、7年間神学を学び、ヨーロッパから帰国後には、自分を拉致したアイルランド人達にキリスト教を伝道する為に司教として、432年に再びアイルランドを訪れたと記録されてます。それから461年に他界するまで、各地に修道院・学校・教会を建てたと言われてます。セント・パトリックにまつわる神話の中で、最もよく知られているのはアイルランドから蛇を駆逐したというもの。セント・パトリックのおかげで、今でもアイルランドに野生の蛇はいないそうです。

St.patday2.jpgまた、セント・パトリックスディが、大きく世界に広められるようになったのは、本国アイルランドが始まりでは無くアメリカです。イギリスの軍隊の兵役に従事していたアイリッシュの兵隊が1762年の317日にニューヨークの町を行進したのが始まりだったそうです。255年経った今でもニューヨーク、そして、シカゴ、ボストンなど、アイルランド系移民の多い地域・都市で毎年、盛大に祝われます。ウィスコンシン州のニューロンドンでは、この期間中だけ町名が「ニューダブリン」に変更されそうです。”Everybody’s Irish on St. Patrick’s Day” 日本でも、1992年から原宿、表参道で、セント・パトリックスデイのパレードが行われるようになったそうです。


尚、この日に緑を身に着けていないと、学校や職場で、つねられちゃう事もあります。この悪戯は、アイルランドの虹の下に金貨の詰まったつぼを隠していると伝えられてる悪戯好きの妖精レプラコーンが由来です。レプリコーンは、緑の服を着た人の姿が見えないので、緑色を着ていれば、つねられないという言い伝えがあるのだそう。
17日は、とりあえず緑を身に着てれば安心です。

今月は、12日(日)2:00AMからDaylight Saving Timeで夏時間になります。2:00AMが、3:00AMになりますので、時計を1時間進める事をお忘れなく。

 

〈シーハン三樹〉