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2017年2月号 表紙

2月.jpg丙酉年 (英訳:The Year of Fire Rooster) が
始まったと思ったらもう二月! 

月日の過ぎるスピードの加速度が
年々と増してくるようでコワイほど...。 

さて、当たり前に思っている一年のカレンダーで、
2月が他の月より日数が少ない理由を
問う事もないのですが、この機会に少し調べてみました。

古代ローマに考案された太陽暦は、
元を正せば農耕のために作られたもので、
現在の3月から始まって
現在の12月で終わっていたのですが、
その後、暦の無い2ヶ月も暦につけ加えた結果、
2月が1年の最後となり、
最終の2月で太陽の周期に合わせて調整されました。 

九月=September の語源である Sept は「7」、
10月=October の語源 Octo は「8」なのも、
3月が暦の最初だった頃の名残りなわけですね。

これは過去のキーライム通信表紙で
既に話題に挙がった記憶があるのですが、
現在の一年を通しての暦を定めた
Julius Caesar (ユリウス・カエサル、
英読み:ジュリアス・シーザー)は、
奇数月を31日、偶数月を30日と決めたのですが、
それだと1年が366日になってしまうので、
2月は平年29日、閏(うるう)年は29日にすることにした上、
この暦を制定した記念に、
自分の生まれた7月を「ユリウス」
(英読み:ジュライ)と改名しました。

そして、シーザーの後継者で
初代ローマ皇帝となったアウグスタス (Augustus) も、
シーザーに習って、
自分の生まれた8月を「アウグスタス」(英読み:オーガスト)と
改名したのですが、
シーザーゆかりの7月が31日で
自分ゆかりの8月が30日なのが気にくわず、
8月も31日にすることに決め、
そのあとの月を一つづつ、ずらしてしまったのです。

しかし、そうすると8月が1日増えた分、
1年の日数が1日 too many になってしまうので、
またもや2月から1日とって、
平年は28日・閏年は29にすることに決めた、ということです。

こうして歴史上の出来事を調べてみると、
現代の我々が Common Sense (常識) と
思っている事柄の由来の多くは、
昔々の主権者たちの自己中な決断なようですね

フィカラかこ 記

追伸: この表紙記事を書いた1月20日(金)は、
新大統領の Inauguration (就任)の日でした。 
票を投じた人が誰であれ、
アメリカ国民全員が肩を並べて手をとりあって、
母国の推進のために前向きに進むことを切に願ってなりません。