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2015年6月号表紙

Mom Dad Wedding 9.3.1939 copy.jpg
米国で「6月・June」と聞いて連想される
ナンバーワンは、多分、June Bride。 

そこで、少し検索してしてみたら、
面白いヒストリーが見つかったので、
この場を借りて皆さんとシェアさせていただきます。

6月=結婚式となった起源はローマ時代にさかのぼり、
ローマ神話の神ジュピターの妻ジュノー(Juno)が
結婚と子宝の守り神だったことが始まりで、
15〜16世紀には、長い厳しい冬が終わって春になり、
村の住民達が一緒に(銭湯の感じで)
ひさ〜しぶりに身体を洗ったあと、
体臭が少しとれたフレッシュ?なところで結婚式、
といった実用的な日常慣習も加わったそう。 

ところで、体臭がトピックにあがったついで?に ... 

花嫁さんが手に持つブーケも、
元を正せば、花嫁さんのアクセサリーという目的以外にも、
体臭をカバーするという実用的な用途もあった、
という一節もあるようです。* 注

また、少し話が横にそれますが、
「ハネムーン」(新婚旅行)という言葉も、
夏至(6月21日 or 22日)のあとの最初の月が
Honey Moon (蜜月) と呼ばれたことが起源なのだそう。

6月に結婚する事には、他にも実用的な理由が。。。

1) 避妊法が無かった昔には、
結婚=妊娠というケースが殆どで、
極寒で食が極細の冬を越えたあとの翌年の春の出産は、
赤子の生存・延命のためにプラス。

2) 春に出産すれば、一番忙しい秋の収穫時の負担にならない。

このような歴史的な伝統に縛られない今でも、
6月は暑過ぎず寒過ぎずの調度良いウエディングシーズンですが、
日本では6月中旬の入梅(梅雨入り)のあたりが
田植えの最盛期となり、
新稲の成長に不可欠な雨が、
ふんだんに天から降ってくる時期なのに、
日本の旧暦で6月は「水無月=水の無い月」と呼ばれているのも、
面白いヒストリーだなぁ、と感じた次第です。

今月も、皆さん、
キーライム通信をご愛読いただき、
ありがとうございます!

(担当: フィカラかこ)

* 注 中世期の農民達が一年に
一度しか身体を洗わなかったという説と、
花嫁のブーケに体臭をカバーする目的があったという説は、
近代人が作り上げた真っ赤なウソだと提示する史学博士も居ます。 www.traditioninaction.org/History/A_005_Myths1500s.shtml