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がんばれ日本!

普段だと、4月から5月にかけては、日本ではお花見、入学、入社と、アメリカ生活をしている私たちにとっても日本で暮らした頃の思い出とも重なって、なんとなくわくわくするはずのこの時期。それが3月11日におこった東日本大震災や、それに続く原子力発電所の問題で、日本に住んでいる方々はもちろん、世界中に散らばっている私たち日本人も今までの春とは随分違った気持ちを抱きながら日々を送っていることと思います。


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震災が起こって1ヶ月あまりたった今、すでにアメリカのメディアではほとんど話題に上りません。でも、日本の家族友人と話したり、インターネットやテレビジャパンを見れば日本はまだまだこれから復興が始まると言った様子がひしひしと伝わってきます。私は普段は「メディアはいつも事故を大げさにセンセーショナルに報道しすぎる」と思っていましたが、今回の震災に関しては、あまりにひどい状況が多いので、報道を制限しているのではないかという気がしてくるくらいです。

ただ、そんな中、初めは絶望感や焦燥感ばかりでした。しかし、被災者の方々、そしてそれを取り巻く人々の間に、世界中を驚かせる程の「日本人としての誇り、道徳観の高さ、誠実さ、粘り強さ、人を思いやったり助けたりする気持ち」が存在していたのです。震災直後「なぜ日本ではこんな大災害の後略奪が起きないのか?」という議論が世界中のあちこちで起こっていました。周りのアメリカ人から「日本人の態度には本当に学ぶものが大きい」などと褒めてもらい、改めて日本人であることに恥じないように暮らしていかなければと自分に気合いを入れたりします。近年の日本社会は妙に元気が無く、人とのつながりも希薄になっているような雰囲気が立ちこめていたように思っていました。それがどうでしょう、今回のこんな大きな災難に見舞われた日本社会は、怒ったり、自己憐憫に走ったりする代わりに、まるで戦後の復興映画でも見るように、ものすごい勢いで協力しながら国を建て直しています。

ここタンパベイでも東日本大震災以降、数々の義援金集めのためのイベントや募金活動が行われています。(詳細はキーライムのウェブサイトwww.keylimenewsletters.comで随時更新しています。)そして、アメリカ各地、世界各地でも日本人社会はもちろんのこと、それぞれの国の人たちも協力、応援してくれています。タンパベイの地元でもこうしたイベントを通して、友情の輪もますます広がっています。これからも復興援助は長期で必要になると思います。皆で元気に取り組んで行きましょう!

 

がんばれ、日本!!


                                                                  (山﨑由紀子記)