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骨粗鬆症(こつそしょうしょう、osteoporosis)のお話その3

実際に骨粗しょう症治と診断を受け、治療方法については、担当医との話し合いを含めて、随分悩みました。治療の他に、骨折を避けることも大事で、散歩の他に、ウエイト・トレーニングも少しづつ始めました。以下は主な治療薬です。

1.女性:破骨細胞の活動を抑制するビスフォスフォネート系薬剤(第2世代薬アレンドロネートなど)、活性型ビタミンD、ビタミンK、カルシウム製剤の投与や、SERM・エストロゲン, 遺伝子組換えヒトPTH(1-34)の投与が行われる。

2男性はビスフォスフォネート、ビタミンD、ビタミンK、カルシウム製剤、遺伝子組換えヒトPTH(1-34)のみ。

A)ビスフォスフォネート系:第一世代ビスホスホネート製剤。骨Paget病でも用いられる。ダイドロネル®という商品が知られている。骨軟化症のリスクがあるため、2010年現在は殆ど用いられない。

 

アレンドロネート:第二世代ビスホスホネート製剤。フォサマック®やボナロン®といった商品。錠剤が食道に長く停滞すると食道障害が起こるリスクがあると考えられ、180mlの水とともに内服し、服用後30分は横にならない、水以外の飲食や他の薬剤の経口摂取をしないといった条件、週1回の投与が一般的である。

 

リセドロネート:第三世代ビスホスホネート製剤。アレンドロネートと用法もほぼ同じである。アクトネル®、ベネット®は経口剤。同じ第三世代でも、インカドロネート(ビスフォナール®)やゾレドロネート(ゾメタ®)は注射薬のため、悪性腫瘍による高カルシウム血症で用いられる場合が多い。ゾレドロネート(ゾメタ®)ならば、年に1回の投与で効果があるとされている。

 

B)ラロキシフェン・バゼドキシフェン:SERMselective estrogen receptor modulator)である。エストロゲン受容体に対するパーシャルアゴニストであり、骨代謝ではエストロゲンアゴニスト、骨外ではアンタゴニストとして作用するため、高脂血症乳癌のリスクも低下させる。商品名はそれぞれエビスタ®とビビアント®である。

 

C)活性型ビタミンD3製剤:アルファカルシドールであるワンアルファ®、アルファロール®といった商品が有名。カルシトリオール(商品名ロカルトロール®)は肝臓や腎臓における活性化の必要がなく、臓器障害があるときは好まれる。近年はフォレカルシトール(ホーネル®、フルスタン®など)といった強力な薬物も用いられる。

 

D)ビタミンK2製剤:グラケー®やケイツー®が知られている。

 

E)女性ホルモン製剤:エストリール®などが知られている。

 

F)カルシウム製剤:カルチコール®やアスパラCA®が知られている。

 

G)テリパラチド; 遺伝子組換えヒトPTH(1-34):ヒト副甲状腺ホルモンのN末端1番から34番までのみを遺伝子組換えにより製剤化したもの。皮下注射であるためコンプライアンスでは短所があるが、骨量増加作用は上記の薬剤と比較して最も高い。商品名フォルテオ。副作用は色々ありますが、血液検査、これまでの病歴などから、医者の勧めでこの薬を使うことに決めました。18ヶ月間、毎日自分で注射を打つことになっています。。。